日進市 様(愛知県)

自治体
業務効率化 行政評価 財務会計

行政評価、実施計画、財務会計の連動による 行政経営の効率化の実現

財務会計システムと行政評価・実施計画システムの連動部分の評価を特に重視した。財務会計システムのみならず、関連する業務システムも同時に導入することで、行財政業務全般にかかる業務の効率化ができることを見込み、選定した。

導入ソリューション

概要

これまでは財務会計システムとは別に行政評価、実施計画を管理する仕組みのため、連動が取れていない問題があった。第6次総合計画の遂行に向けて、行政評価、実施計画、財務会計の各業務を連動できるシステムを導入し、PDCAサイクルの連動強化及び要求部門・査定部門双方の業務効率化の2つの目標実現を目指した。
令和2年度(2020年度)予算分より、実施計画から予算編成の連動の仕組みを稼働させ、事業費を一次経費と二次経費に分類し、それぞれ異なるアプローチでの事務推進を図った。
一次経費は経常的な経費とし、予算編成にて財務政策課が査定した。一方で、二次経費は政策的な経費とし、実施計画にて企画政策課が査定した。
二次経費は実施計画の査定結果を、予算編成の二次経費として連動させた。この連動にあたっては積算情報も含んだ連動をさせることで、各事業担当課において二重に要求する等の負担を軽減した。

財務会計業務は、パッケージシステムの標準機能を採用するため、カスタマイズを抑制し、公会計業務については、職員負担と公会計情報活用のバランスに優れる「期末一括仕訳+日々セグメント情報管理」の手法を採用した。日々の伝票作成における職員負担を抑えつつ、施設情報の分析をできる仕組みの構築を目指した。今後、この仕組みを用いて、施設のあり方検討などに役立てていく。

目的・課題

単なる財務会計システムではない行財政システムへの移行

選定のポイント

財務会計システムと行政評価・実施計画システムの連動部分の評価を特に重視した。財務会計システムのみならず、関連する業務システムも同時に導入することで、行財政業務全般にかかる業務の効率化ができることを見込み、選定した。

※本導入事例は2020年4月現在の情報を元に作成しています

愛知県 日進市様の概要紹介

所在地 愛知県日進市蟹甲町池下268番地
首長名
(2020年4月時点)
近藤 裕貴
人口 9.1万人
概要
日進市 様(愛知県)

日進市は、愛知県のほぼ中央部である尾張と三河の境に位置し、西は名古屋市東部、東は豊田市・みよし市、南は東郷町、北は長久手市にそれぞれ隣接しています。大都市名古屋に隣接していることから昭和40年ごろから急速に宅地開発が進み、大学・短大なども数多く立地し、快適な環境を持つ住宅都市として、また、学園都市として発展を続けています。
市の中心には天白川が流れ、河畔には田園風景が続きます。里山や畑など日本の原風景がいまでも色濃く残っています。

URL https://www.city.nisshin.lg.jp/

関連事例一覧

関連ソリューション一覧