クラウド
The Cloud Service
それぞれの自治体様の業務に柔軟に対応するプライベートクラウドから、複数の自治体様でシステムの共同利用が可能なコミュニティクラウドまで幅広く展開しています。
『Check point知っておきたいクラウドとオンプレミスの違い』
サーバーなどのハードウェアを庁内に設置し、情報部門の職員様が自ら管理する従来の方法を「オンプレミス」と言います。一方で、自治体クラウドは、さまざまな分野で活用が進んでいるクラウドコンピューティング技術を電子自治体の基盤構築に活用。地方公共団体の情報システムの集約と共同利用を進めることにより、情報システムに係る経費の削減や住民サービスの向上に寄与します。
クラウドサービスの特徴
従来までのオンプレミスのシステムと比較して、東日本大震災の経験も踏まえ、堅牢なデータセンターを活用することで、行政情報を保全し、災害・事故等発生時の業務継続を確保する観点からも、自治体クラウドの推進が求められています。では行政経営支援サービス「FAST財務会計」をクラウドのサービスで利用するうえではどんな特徴があるのでしょうか。「コスト削減」「安全性」「BCP」の観点でクラウドサービスの特徴を紹介します。
特徴1トータルコストの抑制
庁内で保持管理するオンプレスではなく、サービス利用型のクラウドを採用することでトータルコストの抑制が見込めます。運用・管理コスト、導入コスト、中長期的な維持コストなど削減できる項目は多岐にわたります。長期的な視点でコストカットにつながるのがクラウドです。
特徴2セキュアなサービス利用環境
行政経営支援サービス「FAST財務会計」のクラウドにおいては、自治体専用回線網であるLGWANを利用したアクセス環境を提案しています。自治体様に特化したクローズドネットワークの利用により、高度なセキュリティの確保はもちろん、低コストでのクラウドサービスの利用が可能です。
特徴3災害時のBCP対策
2011年の東日本大震災の発生を受け、地方自治体においても公共サービスの継続的利用の実現が課題となっています。有事の際の業務継続においては、BCP(business continuity plan/事業継続計画)の整備が急務です。その点、クラウドサービスであれば、仮に庁舎が被災した場合でも災害協定自治体からのアクセスなどにより、システムの継続利用が可能となります。