若手にチャンスが与えられる職場で、夢を描きながらキャリアを築いていく
若手社員たちはなぜIT業界を志し、ジャパンシステムで働くことを決めたのでしょうか。2021年~2023年入社の4名に集まっていただき、ジャパンシステム入社の決め手、入社後に感じたこと、社風や将来の夢などを語ってもらいました。
メンバープロフィール
K.A
2023年新卒入社。システムエンジニア(SE)。
R.H
2022年新卒入社。システムエンジニア(SE)。
C.W
2022年キャリア入社。システムエンジニア(SE)。
Y.U
2021年新卒入社。システムエンジニア(SE)。
ジャパンシステムは入社後の研修が充実していて、社員のチャレンジを制度で後押ししてくれる
■入社の決め手
――まずは皆さんがジャパンシステムに入社したきっかけ、決め手から教えてください
私は就職活動中、若いうちから活躍できる会社を探していました。そしてジャパンシステムの採用サイトを見たときに、キャリア2~3年のシステムエンジニア(SE)が仕事を任されて活躍している様子を見て興味が湧き、「自分にも活躍できるチャンスがありそうだ」と思いました。
またジャパンシステムが、金融や行政など社会インフラのシステムを手掛けていることに興味を持ち、「この会社で働きたい」と思いました。実際に働いてみると、若手社員がリーダーや重要なポジションを任されている場面もあり、日々たくさんの刺激を受けています。
私は中途入社で、前職はスタートアップの企業でSEとして働いていました。そのなかでデータ分析に興味を持ち、システム設計やデータ収集、分析を行うBI(ビジネスインテリジェンス)エンジニアになりたいと思いました。
そして転職活動中に、ジャパンシステムがBIシステムに強い数少ない会社で、BIに特化した部署があり、BIエンジニアを募集していることを知り、興味を持ち入社しました。
それともうひとつ、ジャパンシステムが、資格取得の支援に手厚い会社であることも大きかったです。在籍中に資格取得にチャレンジすると受験料が支給され、さらに高度情報処理技術者は20~25万円など、資格取得報奨金をもらえる制度があるのも魅力でした。実際に私は入社後に統計の資格を取得しました。今はデータサイエンスの資格にチャレンジしたいと考えています。
ジャパンシステムが資格取得の支援に手厚いのはホントそうですね。しかも資格試験の受験料は不合格でも会社が負担してくれます。ここはすごく重要で、失敗を恐れずにチャレンジすることができます。
私は、人々の日常生活に欠かせないシステム開発に関わることができる点と、テレワークなど柔軟な働き方ができることに魅力を感じました。また面接官の方々の優しい人柄に安心できたのも大きかったですね。面接での印象から、「この会社で働きたい!」と強く思いました。
面接官の方々の印象が良かったのは私も同じです。あと私はそもそも、ITの勉強をしてこない中でSEを目指して就職活動を始めたので、入社後の研修が充実している会社を探していました。ジャパンシステムは入社後2ヶ月間、Javaの研修があり、技術についてひと通り学べると知り、志望しました。
また、クライアント先に常駐して行う(客先常駐)業務があることも魅力でした。社内の方たちだけでなく、クライアントや関係会社の方など、さまざまな人とやり取りをしながら、一緒に働くことで多くの刺激を受け、視野を広げたいと思っていたので、入社を決めました。
■現在の担当業務
――皆さんの担当業務を教えてください。
スマホを用いた決済サービスの業務を担当しており、今は「リファクタリング」に携わっています。リファクタリングとは、外から見たときの挙動は変えずにプログラムの内部構造を整理することで、障害対応や修正、メンテナンスを簡単にする作業です。
現在は、その基本計画を立てている段階で、クライアントと一緒に話し合い、議事録をとって合意形成をしていくなど、会議メインで働いています。検討が進んだら設計書をつくり、プログラミングしていく予定です。
勤務形態は客先常駐で、週に1~2回クライアントの会社に出社して、後はテレワークです。
私もR.Hさんと同じく客先常駐ですね。基本、クライアントの会社に出社し、週に1~2回ほどはテレワークです。
担当業務でいうと、商品を購入して分割払いにすることを「割賦払い」といいますが、私はいま、割賦管理のWebアプリをインボイス制度に対応する改修に携わっています。改修のための設計をし、コーディングをし、今はテストをしている段階です。
2023年7月に配属された時点では右も左も分かっていませんでしたが、割賦払いの仕組みやこのアプリについてしっかりと学んだうえで、設計・コーディングに関わらせてもらえたので大きなミスをすることなく進めています。
コードを書くのも、たとえば先輩が修正した部分のビフォア・アフターを見ながら自分で書いてみるなど、練習しながら進めることができました。実際に修正した箇所は、分からないながらも自分で調べてコードを書き、設計通りにできたときは達成感がありました。
他の方の業務内容を聞くと、改めてジャパンシステムにはさまざまな仕事がありますね。私の場合、主に2つあって、ひとつは市役所など全国の自治体で、ジャパンシステムの行政経営支援サービス「FAST財務会計」が使われているのですが、その「FAST財務会計」を運用するための要件定義、環境設定、運用保守を行っています。構築後の運用や保守も含めて、10件以上抱えています。
もうひとつは、自治体のサーバーやネットワークといったインフラの構築で、こちらは8件ほど抱えています。SEというよりはインフラエンジニアですね。クライアントが業務を問題なく行うために土台の部分をつくっているようなイメージで、自治体の担当者やネットワーク業者の方など、いろいろな人と関わりながら仕事をしています。
私は、もともとはSE志望でしたが、研修中に「プログラミングはあまり向いていないかも」と思っていました。研修後、インフラ構築の部署に配属されて業務を始めると、けっこうこれが自分に合っている気がしました。あとプログラミングと違い、大学在学中にインフラを学ぶ人が少ないのも良かったですね。つまりインフラ構築なら周囲とスタートラインが同じなので、「自分にも活躍のチャンスがある」と思いました。
現在の勤務形態は、自治体まで足を運ぶのが週2~3回ほど。ほかは出社、たまにテレワークです。
私もまた、皆さんとはぜんぜん違う業務に就いています。私はクライアントがBI製品を運用するときの支援を行っていて、たとえば「この売上状況などのデータをわかりやすく可視化したいけど、どうすればいいの?」や「在庫最適化の分析方法が分からない」などの疑問が来たときに対応しています。
またクライアントの担当者に向けて、BI製品の使い方を教える講座を開き、「このデータを使えば、こういった分析ができますよ」といったレクチャーを定期的に行っています。
勤務形態は、週2回クライアントのオフィスに行き、それ以外はテレワークですね。
■入社後の成長と将来の夢
――入社後に成長を感じたことと、将来の夢を教えてください
いまのプロジェクトで、Javaを使用した開発をする前に、「Webページを1ページつくってみよう」というお題で、エクセルに画像などを貼ったチュートリアル(説明書)を上司が作成してくださいました。そのチュートリアル(説明書)を練習することで理解を深め、改修作業時のコーディングで活かすことができ、自分の成長を感じました。
今回、既存システムの改修作業を経験することができたので、次は金融系のWebアプリをイチから開発する案件に携わってみたいですね。そして金融系で経験を積み重ねたら、他の業界のシステム開発にも関わっていきたいです。
私は、将来的にはプロジェクトマネージャーになることを目指していて、管理スキルを身につけて開発チームを率いていきたいです。そのためにも今はまず、技術への理解を深めていきたいです。
私もK.Aさんと同じで、技術への理解を深めていきたいです。いまのプロジェクトに配属された最初のころに、PMO業務という会議の進行や議事録作成、スケジュール調整などを担当したのですが、この業務を経験したことで、クライアントに向けてどう説明すればいいかを学ぶことができました。入社時は自分のことで精一杯でしたが、いまは周りを見ながら仕事ができている実感があり、最近「丁寧な仕事ができるようになった」と上司に褒めていただけました。
いまのプロジェクトで基本検討が終わったら、いよいよ設計やプログラミングなどSEらしい仕事をすることになるので、今から楽しみです。将来的にはスキルを広げ、複数の工程をひとりで担当できるようなSEになり、開発チームのリーダーになりたいです。
私は入社後、2ヶ月間の研修を受けて、いまのプロジェクトに参加し、最初の仕事がクライアントの方を対象としたBIツールのトレーニングを企画することでした。私もまだBI初心者といってもいい状況にもかかわらず、先生役をすることになったので大変でした(笑)。でも自分で教材をつくって人に教えることが、自分にとっての大きな学びになりました。
いまは入社してから2年経ち、クライアントと協業することで関係を深くすることができ、プロジェクトを主導できるようになってきました。
将来はBIに加えて、機械学習やAIを駆使したもっと高度な分析も行える、データ分析のスペシャリストになりたいです。高度な分析を駆使して企業の経営にアドバイスするようなコンサルティングビジネスにも興味がありますね。そのためにも、いまはクライアントの要望にしっかり応えられるよう、分析力を磨いていきたいと考えています。
皆さんもそうですが、ジャパンシステムには将来の夢を具体的に描いている方が多いですね。私が成長を感じたのは、入社2年目のときに、ネットワークの案件をやり遂げたことです。普通は1案件あたり半年かけて行うのですが、9ヶ月で3件を行いました。
この期間に経験をかなり積めたのが大きいですね。いまは3年目ですが、案件を自分がメインで任せてもらえるようになりました。クライアントや協力会社から名指しで直接問い合わせや質問が来るようにもなり、「信頼してもらっている」と感じます。
いまチャレンジしたいのは、クラウドの案件です。所属しているチームが「FAST財務会計」をクラウド化するビジネスを展開し始めており、私も関わっていきたいです。そのためにAWS(Amazon Web Services)の勉強をしています。
将来的には、インフラに関わるプロジェクトマネージャーをやってみたいですね。あとジャパンシステムで、何か新しいプロジェクトを始めて、売り上げアップに貢献したいです。
先輩バディのおかげで、社会人としての振る舞いやビシネスマナーをスムーズに学んでいける
■ジャパンシステムの社風、魅力
――ジャパンシステムの社風、魅力を教えてください。
風通しの良い会社だと思います。SE経験がないと業務への不安・不満が出ることもあると思いますが、先輩や上司にきちんと意見として伝えると、きっと環境の改善を検討してくれるはずです。それくらい「会社を良くしていきたい」と考えている人が多いと思います。
風通しの良いのもそうですし、ジャパンシステムは着実に成長し続けていて、しっかりと地に足をつけて働ける会社だとも思います。前職がスタートアップで変化の激しい会社だったので、余計にそう思うのかもですが(笑)。
あと、新人をきちんと育てようとする会社ですね。たとえば新卒には1年間のバディ制度があります。先輩社員のバディにサポートしてもらいながら、ひとつずつ仕事を覚えていくことができます。
私は先輩バディとして新卒の方と組んだのですが、「新人の育成をしっかり考えている会社だな」と思いました。よく後輩バディから相談を受けたり、メールの書き方などのビジネスマナーを教えたりしています。
私は、新卒入社者の立場でバディ制度に感謝しています。私の場合、先輩バディが「悩んだことがあったら、バディの期間の後も相談に乗るからね」と言ってくれているので心強いです。1年の間でそういう関係が築ければ2年目以降も安心して働けると思います。業務以外にも「今度こういうITイベントがあるから、行ってみると面白いよ」など気にかけてくれました。
それ以外にも、社員同士のコミュニケーションが多く、明るい社風だと思います。上司の方から話しかけてくれたり、営業職の先輩が話しかけてくれたり、あと部署の違う同期にも気軽に話しかけやすい雰囲気があります。そのときに同期の先輩バディとつながって人脈が広がりました。おかげでいろいろと教えてもらい視野が広がっています。
確かに、社員同士のコミュニケーションは多いですね。あと新人育成の面では、丁寧に説明してくれて、次の段階に進めてくれると感じます。初期研修の中でジャパンシステムにどんな業務があるのかを詳しく紹介してくれるのもそうですし、業務に就く際も、その案件がどういうものかをしっかり説明してくれて、先輩がつくった部分を再現する練習から始めるなど、段階を踏んでステップアップの機会を与えてくれます。
その他の面でいうと、ジャパンシステムは、自分で出退勤時間を決めるフレックスタイム制度を導入していますが、「効率的に仕事を進めていき、ワークとライフのバランスをとりやすい、良い制度だな」と思っています。
■新入社員へのアドバイス
――最後に、今後入社する方々へのアドバイスをお願いします。
IT未経験で入社する方も多いと思います。私は、未経験のことにチャレンジするときは「やりきる力と積極性」がもっとも大事で、それさえあれば、どんな仕事もできると思っています。私の周りの若手も、積極性があって仕事をきちんとやりきる人が評価されているので、後輩の皆さんもぜひ大事にしてほしいと思います!
IT分野は新しい技術がどんどん生まれるので、失敗を恐れず初めてのことにチャレンジしてほしいです。あとSEは、学習意欲が高い方が向いています。ジャパンシステムは資格取得を支援してくれる会社なので、どんどんチャレンジして自分のスキルを伸ばすといいと思います!
失敗を恐れずチャレンジしてほしいのはホントその通り! 何事も諦めずに取り組もうとする姿勢が大切です。分からないことがあれば質問するなど、自らアクションを起こすといいと思います。そしてコミュニケーションを積極的に取ってほしいですね。SEに限らず、社会人として仕事を円滑に進めるために大切だと思います。
新人のうちは自分のことで精一杯だと思いますが、その中でも、多角的な視点で物事を見られる人は、どこに行っても通用すると思います。私が所属するチームも、上長が「ジャパンシステム視点」「クライアント視点」「現在のトレンド視点」「チームメンバー視点」と、さまざまな視点で考えてくれる方で勉強になります。私もさまざまな視点で見られるよう意識しているので、皆さんも取り組んでみてください!